株探

スゴ腕トレーダーの日常

投資上達のヒントを探せ


提供:立花証券e支店

 

みんなの株式のユーザーアンケート※1では、アクティブトレーダーの70%以上が複数口座を保有し、各社の利点を有効活用していることがうかがえる。これらの背景には「手数料」や「ツールの利便性」などそれぞれに得意とする分野があるためだ。

  • 2020年8月~10月 みんなの株式ユーザーアンケート

投資種別、トレード手法によっても使い分けるのが上級者のコツだ。もっとも、こういったパターンで取引を行うユーザーは投資頻度も高い。

今回は、累計5万人以上と日本株検証ソフトとしては驚異の利用者数を誇る株システムトレードソフト「イザナミ」の開発者でありながら、一個人トレーダーとしても活躍を続ける大内崇氏に、より投資効率を上げるための、取引手法やテクニックについてうかがった。

プロフィール写真

大内 崇 氏(40代・男性)のプロフィール

株システムトレードソフト「イザナミ」開発の傍らセミナー講師もこなすベテラントレーダー。 期待値と再現性の高い投資手法の啓蒙を行っている。
アベノミクス相場で得た利益で温泉付き別荘地に移住。 盲導犬の子犬を育てるパピーウォーカーをしながら保護猫も育てるなど、動物と自然に囲まれながらのトレード生活を満喫中。

01. トレーダー大内氏が大事にするトレード思考

Q 近年では、コロナショックや個人投資家の急増により、相場の動きも目まぐるしくかわっています。そんな時勢の中で、大内さんはどのような取引手法をされていますか

私はこの10年ほど「株システムトレード」を中心に運用を行っています。
システムトレードとは、期待値のあるトレードルールを定めて、そのルール通りに淡々と取引を繰り返していく手法です。
FXなどで自動売買まで含んで解説されることがありますが、あくまで決められたルール通りに取引さえすればOKという、誰でも簡単に行える手法なのです。 他にも『IPO投資』『NISA枠で投信の積立』を行っています。

Q 利益を出すために気をつけていること、大事にしていることはありますか

株に限らず運用で資産を成すには、期待値のある取引を「継続すること」が一番重要です。
「継続」をおろそかにしては人生の一発逆転はありえません。意外にも株で勝つ方法自体はたくさんあるのですが、 この「継続」ができないことから、ほとんどの人が脱落してしまうのです。 「継続」の最大の敵は「面倒くさい」ことです。
お金のためなら頑張れるかと思いきや、ほとんどの人は「面倒くさい」が勝っちゃうんですね。
これをいかに乗り越えるかが どの取引手法でも共通する課題です。

Q その「面倒くさい」を解決するためどのような方法や取引ツールを使用しているのでしょうか

株システムトレードでは専用のソフトウェアを利用して、「シグナル出し」と呼ばれる仕掛け/手仕舞いする銘柄のリストアップ作業を行います。 出てきた銘柄を確実に証券会社に発注することで、期待値のあるトレードが可能になります。
私は自社開発している発注ソフト「ワンクリック一括発注支援ツール」と検証/シグナル出しを行うためのソフト「株システムトレードソフト イザナミ」を利用しています。
システムトレードでは日々沢山のシグナルがでることが多いので、手作業では「確実に証券会社に発注する」という点でいつか必ず失敗します。 指値や株数を間違えると意図しない損害につながることもあるので、ここは自動化が必須です。

02. 大きく利益を残すための重要なファクター

Q 株システムトレードを実施する上で気をつけるべき点はありますか

取引回数を増やしてより効率的に資金を増やすため、株システムトレードでは1日から数日保有の短期トレードになることがほとんどです。 すると、取引回数が1年で数百、数千回になることもありますから、より大きく利益を残すためには「手数料」と「金利」、この2つが非常に重要なファクターになります。       

手数料無料としても金利が2.80%(SBI証券の信用金利 2021/4/20現在)だと・・・
1トレード100万円としたら1日の金利が100万円×(2.80%÷365日) ≒ 76円( 端数切り捨て )となります。これを1日5トレードで1年間続けたとして、5トレード×245日(※1)=1,225取引となり、デイトレでも93,100円、オーバーナイト(※2)しようものならその2倍になり18万6,200円も固定費としてかかってしまうことになります。
※1:2021年の土日祝日+年末年始(12/31~1/3)を除く営業日
※2:受渡日から受渡日の間に休日を挟まない事を想定       

更に取引手数料がかかると思ったら・・・やる気が無くなりますね。
そのため私は以下の証券会社を戦略に合わせて使い分けています。

1.立花証券e支店(メイン)
2.auカブコム証券 / 楽天証券(サブ)

2020年から他の証券会社でも信用手数料無料をうたい始めていますが、立花証券e支店はその先駆者です。
実はしばらくこの証券会社の存在を知らずにいまして。(笑)
イザナミユーザーの方から立花証券e支店を教えてもらい使ってみたところ、信用手数料は無料だわ、 信用金利は1.6%!だわで、すっかり惚れ込んでしまいました。(笑)
他の証券会社でも大口優遇や一定の条件達成でお得に取引できるようになりますが、その条件を意識しながら取引するのは致命的に「面倒くさい」のです。
「継続」できずにそのうち不利な条件でのトレードを行うようになり、長い目で見て大損するかもしれません。
資金量も関係なく一定条件クリアなどの制限もない、ストレスゼロで最安値なところが立花証券e支店の魅力です。

信用取引におすすめ

ポイント Point

立花証券e支店は、個人向けAPIサービスも利用でき、日本の証券会社としては最先端の機能を持っています。 (※APIとはプログラムから直接注文など証券会社にアクセスできる仕組みのことです) 立花証券e支店のAPIは、別途API用のID/パスワードなどが必要無く、非常に簡潔に利用可能です。しかも無料。
          
早速弊社イザナミの「ワンクリック一括発注支援ツール」でAPI対応しました。
ブラウザを開かずサクサク注文できるのはちょっと感動ですよ。↓↓↓↓

ただ他の証券会社と比べるとIPO銘柄がほぼ出てこないことや現引/現渡手数料は別途必要だったり、注文時にどんな会社なのか見ようとしても企業情報が無かったりします。NISAに対応していてもジュニアNISAやiDeCoも非対応。そこはちょっと気になる方はいるかもですね。
auカブコム証券 / 楽天証券は大引け不成という注文が前場終了前でも注文できるので、デイトレード戦略用の手仕舞いで不成が必要な場合は利用しています。
他の証券会社でも前場が終わった後に注文を取り消して不成に変えればいいことなのですが、注文変更を忘れて持ち越してしまう事故が多発します。
立花証券e支店より金利は高いのですが、1ミスするだけで金利数十回分の損害が出ますので、ミスを防ぐことを優先しています。

03. 誰でも試せる!簡単システムトレード戦略

Q 誰でもできる簡単なシステムトレードの戦略はありませんか

実は「株探トップ特集狙い」戦略というのがあります。
30万という誰でも運用可能な低資金で実施しているのですが、2020年11月末から2021年4月の約5ヶ月で、なんと30万円超の利益が出ています。
半年かからずで+100%ですよ。 もっと大きく仕掛けておけばよかったと後悔しています(笑)

株探トップ特集狙い累積利益

その戦略はなんと日々配信される株探トップ特集 (https://selection.kabutan.jp/category/kbtntop/) に出てくる銘柄に翌日寄り付きで買って、次の日の寄り付きで売るだけ。
当然好調相場にも助けられている状況とは思いますが、それにしても簡単にできますよね。
もちろん紹介されている銘柄すべてに仕掛けることはできないので、期待値が高い順に資金がある限り仕掛けます。
私の場合は値動きの激しさを求めて「出来高の小さい銘柄順」に仕掛けていますよ。

株探記事内の銘柄は基本全部対象にしているのですが、記事を軽く眺めて、この銘柄を推しているわけではないなとすぐ分かるものは対象外にしています。
例:【特集】10年超の歳月を経て最高益奪還へ、22年3月期「大復活」有力株リスト <株探トップ特集> (https://kabutan.jp/news/marketnews/?b=n202104061088)
銘柄紹介の本題に入る前の序文にある、ナブテスコ <6268>やキヤノン<7751>などは対象にいれていません。

Q IPO投資/NISA枠で投信の積立はどのように行っていますか

実は株システムトレードよりも       

● IPO投資
● NISA枠で投信の積立
      
が非常に手堅い方法です。なるべく損せず儲けたいという方はぜひこちらの手法をお勧めします。
IPO投資についてはJACKさんなどの役に立つ記事が多いので詳細は割愛しますが(笑)
当選確率を増やすためには、IPO銘柄を取り扱っている証券口座を多く持って申し込み個数を増やします。 とはいえ、証券会社に闇雲に申し込みまくっても効率は悪いですので、割当が多くなる主幹事/幹事になりやすい証券会社を中心に申し込みます。
まずは SBI証券 / SMBC日興証券 / みずほ証券 / 野村證券 / 大和証券 / マネックス証券といったところでしょうか。
NISA枠で投信の積立ですが、長期保有前提で自動的に積み立てることが重要になります。
私は今の所 楽天証券で 楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)とeMAXIS Slim 先進国株式インデックスを毎月コツコツ積立しています。
やはり米国の長期的な右肩上がりトレンドを無視することはできません。 もはや永遠に積み立てて墓まで持っていきたいと思っています。(笑) 相場が良ければこれが一番簡単。 設定して寝ていればよいわけで、これで非課税なのですから美味しすぎます。 ただこの2つの投資方法、大問題がありまして、       

IPO投資は「ヒマ&面倒くさい」
NISA枠積立は「つまらない」       

のです。
IPO投資は申し込んでも外れるのが当たり前、新規上場する時期は偏りがあり、まったくやることない日が多いのに定期的に情報をチェックしないといけないのが苦痛です。
油断してBB(ブックビルディング)や購入申込みを忘れるという悲劇はあちこちで起こっています。
NISA枠積立では年間購入できる額に限界もありますし、コツコツ投信積立ではテンバガー(10倍を超える上昇)銘柄を引くような夢の稼ぎ方になりません。好調相場の場合ついウズウズして余計な裁量トレードをしてしまい、積み上げた稼ぎをすべて飛ばしてしまうなんてことがよくあります。
そのため株システムトレードと組み合わせる運用を理想形として行動しています。
日々相場と向き合っていればIPO投資の情報チェックも楽ですし、株システムトレードでは大当たり銘柄を引いて資産を躍進させるチャンスもあるので、NISA枠積立だけだと発生する焦燥感とは無縁になり「継続」しやすくなりますよ!

長年トレードを実践している大内氏だからこそ行き着いた地に足のついた投資手法。ぜひ参考にしてみて欲しい。